モデル 329 スピンドルカップル式ロードシミュレータ

ホーム > 自動車用試験システム > 全車両の試験システム > モデル 329 スピンドルカップル式ロードシミュレータ

モデル 329 スピンドルカップル式ロードシミュレータ

車両のスピンドルを介して 6 自由度の力と動きを加え、実際の道路負荷が車両やサブシステムの耐久性に及ぼす影響を再現します。この業界標準の試験システムの最新版であるモデル 329i は、洗練されたキネマティックデザイン、汎用性の高い FlexTest コントロール、定評のある RPC ソフトウェアを組み合わせ、新しいレベルの試験の生産性と精度を実現しています。

アプリケーション

耐久性

試験片

乗用車、SUV
小型トラック
大型トラック
モーターサイクル
全地形対応車

新モデル 329i 見積を取る

主な製品特徴

正確/再現可能な結果

洗練されたキネマティックデザインにより、より高い動的入力 (最大 80 Hz) に対応し、最小のレイテンシー (0.35 ms) で優れた閉ループ制御を実現します。

統合／同期

FlexTest のデジタルコントロールは、試験装置と試料片 (アクティブなシステムを搭載した試料片を含む) の信頼性の高いシームレスな接続を可能にします。

加速試験

試験装置と市場をリードする RPC ソフトウェアを組み合わせることで、エンジニアは道路上で発生する事象による実際のダメージを、試験場での作業よりも最大 10 倍早く再現することができます。

圧倒的な専門性

ロードシミュレーションの世界的な専門家が、従来の RLDA への依存度を低減する MTS の画期的な HSRC 技術の導入を含む試験や手法の設計を支援します。

モデルの比較

車両全体 (4コーナ)

車両全体の試験
車体やシャーシのアプリケーションや最終デザインの検証に使用されます
システムの動きに反応する車両の慣性から発生する 6DoF の力
豊富なペイロードとパフォーマンスのオプション

車軸／ステア (2 コーナー)

フロントまたは後車軸アセンブリの試験
車軸アプリケーションや初期の設計検証に使用されます
反力ベースに対するシステムの動きから発生する 6 自由度の力
豊富なペイロードとパフォーマンスのオプション

サスペンション／ステア (1 コーナー)

単一車両のコーナーのアセンブリ試験
サスペンションの開発と初期設計の適格性確認のためのに使用されます
反力ベースに対するシステムの動きから生成される 6DoF の力

カスタムバリアント

大型トラック
ロングストローク
ステア
モーターサイクル／ ATV

注目のケーススタディ

Pan Asia Automobile Technology Center (PAATC)：走行路

Fraunhofer Institute LBF：新たな革新の兆し

技術的概要

新モデルの 329i スピンドルカップル式ロードシミュレータは、MTS の機械、制御、ソフトウェアの革新的な技術を統合しており、接続性、精度、生産性、効率などへの進化する要求に対応しています。

アクティブ車両システムおよび CAE モデルとのシームレスな統合
- FlextTestElite パフォーマンスコントローラー
- EtherCAT、CANbus などを介したデジタルインターフェース
- リアルタイムで反復的な MTS ハイブリッドシミュレーション

最適なテスト精度の実現
- 洗練された特許取得済みのキネマティック設計
- 最大80 Hzの道路入力
- レイテンシを最小限に抑えた優れた閉ループ制御
- 次世代のRPC Connectソフトウェア

試験システムの信頼性と運用効率を最大化
- MTS DuraGlideno アクチュエータ
- 更に強力で新しくなった手首関節の設計
- MTS Echo Intelligent Lab の正常性およびパフォーマンスの監視

比類のないグローバルサービスとサポート
- エキスパートシステムの統合と試験コンサルティング
- 再製造/アップグレードプログラム

利用可能な構成
- 乗用車、小型トラック

329i 6DoF 乗用車 (PC)

	垂直方向の入力	縦方向の入力	横方向の入力	ステアリングの入力	ブレーキ/ドライブの入力	キャンバーの入力
最大動作周波数	80 Hz	80 Hz	80 Hz	80 Hz	80 Hz	80 Hz
スピンドル力/モーメント	63 kN	22 kN	20 kN	6.9 kN-m	4.0 kN-m	9.6 kN-m
スピンドル力/モーメント	(14,100 lbf)	(4,950 lbf)	(4,500 lbf)	(61,000 in-lbf)	(35,400 in-lbf)	(85,000 in-lbf)
スピンドル変位	± 190 mm	± 196 mm	± 129 mm	± 8 deg	± 17 deg	± 8 deg
スピンドル変位	(± 7.5 in)	(± 7.7 in)	(± 5.1 in)	-	-	-
スピンドル速度	7 m/sec	2.2 m/sec	2.4 m/sec	750 deg/sec	700 deg/sec	400 deg/sec
	(276 in/sec)	(86 in/sec)	(94 in/sec)	-	-	-

推奨される最大車両総質量は 3000　kg（6,600 lb）です。
すべての性能予測は変更される可能性があります。
動的仕様は、単軸のみ、正弦波入力、非連続イベントに基づいています。
性能値は中間位置での公称値であり、同時性やリンケージの補正はされていません。
上記の性能予測では、最大ブレーキクリアランスの直径は 450mm です。
すべての変位は、二重の振幅値で表されます。
ランダムロードの場合の一般的なオイルフロー要件は、コーナーごとに約 284 lpm (75 gpm) です。この評価は、実際の動作条件に大きく依存するため、MTS のアプリケーションエンジニアへご相談ください。

329i 6DoF 軽トラック (LT)

	垂直方向の入力	縦方向の入力	横方向の入力	ステアリングの入力	ブレーキ/ドライブの入力	キャンバーの入力
最大動作周波数	80 Hz	80 Hz	80 Hz	80 Hz	80 Hz	80 Hz
スピンドル力/モーメント	77 kN	29.5 kN	33.5 kN	6.9 kN-m	6.2 kN-m	14.1 kN-m
	（17,300 lbf）	(6,600 lbf)	(7,500 lbf)	(61,000 in-lbf)	（54,800 in-lbf）	(125,000 in-lbf)
スピンドル変位	± 190 mm	± 196 mm	± 129 mm	± 8 deg	± 17 deg	± 8 deg
スピンドル変位	(± 7.5 in)	(± 7.7 in)	(± 5.1 in)	-	-	-
スピンドル速度	5.0 m/sec	3.0 m/sec	2.6 m/sec	750 deg/sec	450 deg/sec	450 deg/sec
	(197 in/sec)	(118 in/sec)	(102 in/sec)	-	-	-

推奨される最大車両総質量は 6,000 kg（13,200 lb）です。
すべての性能予測は変更される可能性があります。
動的仕様は、単軸のみ、正弦波入力、非連続イベントに基づいています。
性能値は中間位置での公称値であり、同時性やリンケージの補正はされていません。
上記の性能予測では、最大ブレーキクリアランスの直径は 450mm です。
ランダムロードの場合の最小オイルフロー要件は、コーナーごとに約 386 lpm (102 gpm) です。この評価は、実際の動作条件に大きく依存するため、MTS のアプリケーションエンジニアへご相談ください。
オプションの静的サポートでは、車両重量を相殺するために、コーナーごとに最大 23 kN (5000 lbf) の追加垂直アップフォースを提供することができます。

329 6DoF 乗用車 (PC)

	垂直方向の入力	縦方向の入力	横方向の入力	ステアリングの入力	ブレーキ/ドライブの入力	キャンバーの入力
最大動作周波数	50 Hz	50 Hz	50 Hz	50 Hz	50 Hz	50 Hz
スピンドル力/モーメント	63 kN	22 kN	20 kN	6.9 kN-m	4.0 kN-m	9.6 kN-m
	(14,100 lbf)	(4,950 lbf)	(4,500 lbf)	(61,000 in-lbf)	(35,400 in-lbf)	(85,000 in-lbf)
スピンドル変位	± 190 mm	± 196 mm	± 129 mm	± 8 deg	± 16 deg	± 8 deg
	(± 7.5 in)	(± 7.7 in)	(± 5.1 in)	-	-	-
スピンドル速度	7 m/sec	2.2 m/sec	2.4 m/sec	700 deg/sec	700 deg/sec	400 deg/sec
	(276 in/sec)	(86 in/sec)	(94 in/sec)	-	-	-

推奨される最大車両総質量は 3000 kg（6,600 lb）です。
すべての性能予測は変更される可能性があります。
動的仕様は、単軸のみ、正弦波入力、非連続イベントに基づいています。
性能値は中間位置での公称値であり、同時性やリンケージの補正はされていません。
上記の性能予測では、最大ブレーキクリアランスの直径は 430 mm です。
ランダムロードの場合の一般的なオイルフロー要件は、コーナーごとに約 284 lpm （75 gpm）です。この評価は、実際の動作条件に大きく依存するため、MTS のアプリケーションエンジニアへご相談ください。

329 6DoF 軽トラック (LT)

	垂直方向の入力	縦方向の入力	横方向の入力	ステアリングの入力	ブレーキ/ドライブの入力	キャンバーの入力
最大動作周波数	50 Hz	50 Hz	50 Hz	50 Hz	50 Hz	50 Hz
スピンドル力/モーメント	77 kN	29.5 kN	33.5 kN	6.9 kN-m	6.2 kN-m	11.3 kN-m
	（17,300 lbf）	(6,600 lbf)	(7,500 lbf)	(61,000 in-lbf)	（54,800 in-lbf）	(100,000 in-lbf)
スピンドル変位	± 190 mm	± 196 mm	± 129 mm	± 8 deg	± 17 deg	± 8 deg
	(± 7.5 in)	(± 7.7 in)	(± 5.1 in)	-	-	-
スピンドル速度	5.0 m/sec	3.0 m/sec	2.6 m/sec	750 deg/sec	450 deg/sec	450 deg/sec
	(197 in/sec)	(118 in/sec)	(102 in/sec)	-	-	-

推奨される最大車両総質量は 6,000 kg（13,200 lb）です。
すべての性能予測は変更される可能性があります。
動的仕様は、単軸のみ、正弦波入力、非連続イベントに基づいています。
性能値は中間位置での公称値であり、同時性やリンケージの補正はされていません。
上記の性能予測では、最大ブレーキクリアランスの直径は 430 mm です。
ランダムロードの場合の一般的なオイルフロー要件は、コーナーごとに約 386 lpm (102 gpm) です。この評価は、実際の動作条件に大きく依存するため、MTS のアプリケーションエンジニアへご相談ください。
オプションの静的サポートでは、車両重量を相殺するために、コーナーごとに最大 23 kN (5,000 lbf) の追加垂直アップフォースを提供することができます。

329 6DoF のミディアムステア (MS)

	垂直方向の入力	縦方向の入力	横方向の入力	ステアリングの入力	ブレーキ/ドライブの入力	キャンバーの入力
最大動作周波数	50 Hz	50 Hz	50 Hz	50 Hz	50 Hz	50 Hz
スピンドル力/モーメント	77 kN	25.8 kN	33.2 kN	8.3 kN-m	6.0 kN-m	7.2 kN-m
	（17,300 lbf）	(5,800 lbf)	(7,450 lbf)	(73,400 in-lbf)	(53,000 in-lbf)	(63,700 in-lbf)
スピンドル変位	300 mm	200 mm	200 mm	50 deg	30 deg	20 deg
	(11.8 in)	(7.8 in)	(7.8 in)	-	-	-
スピンドル速度	6.1 m/sec	2.2 m/sec	2.5 m/sec	700 deg/sec	880 deg/sec	700 deg/sec
	(240 in/sec)	(85 in/sec)	(100 in/sec)	-	-	-

推奨される最大車両総質量は 6,000 kg（13,200 lb）です。
すべての性能予測は変更される可能性があります。
動的仕様は、単軸のみ、正弦波入力、非連続イベントに基づいています。
性能値は中間位置での公称値であり、同時性やリンケージの補正はされていません。
最大ブレーキクリアランス径は 420 mm です。
ランダムロードの場合の一般的なオイルフロー要件は、コーナーごとに約 386 lpm（102 gpm）です。この評価は、実際の動作条件に大きく依存するため、MTS のアプリケーションエンジニアへご相談ください。

サービス＆サポート

当社の専門家がいつでもお客様の設定および運用をお手伝いします。

再製造することで、試験システムを新品同様に稼働します

コンサルティング・エンジニアリングサービスを検索

MTS キャリブレーションサービスでデータの整合性を向上させます

MTS Echo 試験トラッキングを使用して試験やシステムの状態を確認

今すぐMTS担当者に連絡してください

お見積りまたは詳細情報をご希望ですか？私たちはあなたを助けるためにここにいます。

見積を取る

リソース

新製品

次世代型 RPC Connect ソフトウェアが発売されました！

Josh Hernandez 氏による耐久性テストにおける RPC Connect 時代の幕開けについての説明

ビデオを見る

新製品

FlexTest Elite Performance コントローラの紹介

チャネル数、システムレート、計算能力の向上

詳しくはこちら

記事

Glen Grenier博士と語るRPCの起源

耐久性試験のパイオニアが語る「リモートパラメータ制御」の誕生秘話

記事を読む

ビデオ

RPC Connect への道

Cody Johnson 氏、RPC ソフトウェアの過去、現在、未来について語る

ビデオを見る

ウェビナーシリーズ

RPC Connect ソフトウェアのプレビュー：ウェビナー 1

Safa Mogharebi 氏による、新しいグラフィカルユーザーインターフェースの説明

ビデオを見る

ウェビナーシリーズ

RPC Connect ソフトウェアのプレビュー：ウェビナー 2

Safa Mogharebi 氏による、新しいセットアップおよび分析ステージの解説

ビデオを見る

ウェビナーシリーズ

RPC Connect ソフトウェアのプレビュー：ウェビナー 3

Safa Mogharebi 氏による、新しいモデルおよびシミュレーションステージの解説

ビデオを見る

ウェビナーシリーズ

RPC Connect ソフトウェアのプレビュー：ウェビナー 4

Safa Mogharebi 氏による、新しい試験ステージの解説

ビデオを見る

新製品

全電動式で耐久性に優れた 320 モデルのタイヤカップル式ロードシミュレーターの紹介

MTS 鉄芯リニアエレクトリックアクチュエーターを搭載

詳しくはこちら

セミナー

欧州オフハイウェイ車両に関するセミナー

農業機械、建設機械、林業機械を評価するための技術や手法を業界…

ビデオを見る

記事

テストリグの設計

高品質で再設定可能な部品やサブシステムのテストリグの構築

ビデオを見る

記事

次世代 Flat-Tzrac システム

MTS 永久磁石モータによる、トルク容量、レスポンス、効率の向上

詳しくはこちら

ホワイトペーパー

油圧サーボシステムに最適なサンプルレート

Brad Thoen 氏による、システムのサンプルレートがコントロールの忠実度に与える影響についての説明

詳しくはこちら

記事

タイヤ試験の未知なる領域への挑戦

NTRCが世界で最も高性能なタイヤ試験施設を配備

詳しくはこちら

アプリケーションノート

高性能自転車のサスペンション試験

フォックスファクトリー社の試験ラボを見学し、サスペンション試験の実施状況を見学。

Fox の試験ラボを見る

ケーススタディ

National Tire Research Center（NTRC）：タイヤ設計の変換

非常に有能な MTS タイヤ試験システムによる、メーカーの限界を超えた新設計追求が可能です

詳しくはこちら

ケーススタディ

ZF Sachs Automotive

MTS による、世界トップクラスの自動車部品メーカーの…

詳しくはこちら

記事

仮想試験の可能性

物理的試験前の解析ツールを使用した正確な荷重、動き、損傷の情報の入手

詳しくはこちら

記事

電気式および油圧式試験システムを検討時に重視すべき点

ダンパー試験システムとロードシミュレータに関するガイダンス

記事を読む

オプション機能	乗用車	小型トラック	ヘビートラック	ステア	カスタム
縦方向の車体拘束装置	x	x			x
トルク入力装置	x	x			x
試料片の取り付け、取り外し (手動または電動)	x	x		x	x
ヨー／ツイスト方向の固定装置	x	x			x
動的ブレーキインテンシファイア	x	x		x	x
ショックアブソーバー	x	x	x	x	x
DAFA 反応装置 (車軸試験)	x	x		x	x
垂直方向の静的サポート	x	x	x		x
X-Y 位置決め (手動、半自動、全自動)	x	x		x	x
豊富なスピンドルハウジングサイズ	x	x		x	x
豊富な車輪力変換器	x	x	x	x	x
ステアリング入力	x	x		x	x
車両用リフト	x	x	x	x	x
豊富な油圧パワーユニット	x	x	x	x	x
マルチポンプ制御マネージャ	x	x	x	x	x
油圧分配システムの設計と実装	x	x	x	x	x
オンサイトサービスとエンジニアリングコンサルティング	x	x	x	x	x
機器の正常性のモニタリング	x	x	x	x	x
工場実習	x	x	x	x	x

モデル 329 スピンドルカップル式ロードシミュレータ

アプリケーション

試験片

主な製品特徴

正確/再現可能な結果

統合／同期

加速試験

圧倒的な専門性

モデルの比較

車両全体 (4コーナ)

車軸／ステア (2 コーナー)

サスペンション／ステア (1 コーナー)

カスタムバリアント

注目のケーススタディ

技術的概要

サービス ＆ サポート

関連製品、部品またはアクセサリ

今すぐMTS担当者に連絡してください

リソース

次世代型 RPC Connect ソフトウェアが発売されました！

FlexTest Elite Performance コントローラの紹介

Glen Grenier博士と語るRPCの起源

RPC Connect への道

RPC Connect ソフトウェアのプレビュー：ウェビナー 1

RPC Connect ソフトウェアのプレビュー：ウェビナー 2

RPC Connect ソフトウェアのプレビュー：ウェビナー 3

RPC Connect ソフトウェアのプレビュー：ウェビナー 4

全電動式で耐久性に優れた 320 モデルのタイヤカップル式ロードシミュレーターの紹介

欧州オフハイウェイ車両に関するセミナー

テストリグの設計

次世代 Flat-Tzrac システム

油圧サーボシステムに最適なサンプルレート

タイヤ試験の未知なる領域への挑戦

高性能自転車のサスペンション試験

National Tire Research Center（NTRC）：タイヤ設計の変換

ZF Sachs Automotive

仮想試験の可能性

電気式および油圧式試験システムを検討時に重視すべき点

サービス＆サポート