& ノーザンブリティッシュコロンビア大学 （UNBC）

CLT (交差集成木材) 建築部材は低コストで再生可能であることから、建築で使用される例が増加しています。建築基準法では CLT 部材の採用が進められていますが、地震時の挙動を完全に理解するには、さらなる試験が必要です。ノーザンブリティッシュコロンビア大学 (UNBC) との提携により、Fast + Epp 社は最近 MTS の構造試験システムのコンポーネントで構成された装置を使用して、CLT せん断壁の一連の試験を完了しました。

直交集成板 (CLT) のせん断壁
のハーフスケール 、2 階、2 パネルの CLT せん断壁を試験して、延性の判定、変位の測定、破壊の特性評価を行います。多階建ての CLT 壁では建設時間を短縮し、必要な接合部の数を減らすことができます。この試験は、平屋建て CLT 壁と比較した耐震性能を確認することを目的としています。 詳細はFast + Epp ニュースを参照してください。

Fast + Epp CLT せん断壁試験装置には、汎用性の高い FlexTest 制御装置、疲労定格 MTS アクチュエータ、信頼性の高い SilentFlo 油圧電源など、様々な MTS 構造物試験システムのコンポーネントが採用されています。

FlexTest コントローラはモジュールアーキテクチャを採用し、独自のフィールドアップグレード可能なプロセッサを搭載しており、進化する試験要件に容易に対応し、実験室の拡張にも対応できます。
MTS DuraGlide 線形油圧アクチュエータは摩擦を最小限に抑え、信頼性と耐摩耗性を最大限まで高めます。シリーズ 244 アクチュエータは、下部構造や構成部材の高度な動的疲労試験のために設計されています。
SilentFlo 515 油圧電源は静かでクリーンな発電を実現し、次世代のエネルギー効率、健康管理、およびシステム統合オプションを備えています。